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JAVAの活動
省庁や議員への働きかけ
2012年05月05日 更新
「化粧品の動物実験を考える院内集会」を開催

議員本人の参加は17名!
省庁への要請に続く企画として、 5月15日(火)衆議院第二議員会館で開催した「化粧品の動物実験を考える院内集会」には、国会議員をはじめ、一般市民の皆さま、化粧品企業の担当者など、たいへん多くの方々にお集まりいただきました。代理出席の秘書の方をあわせると、超党派35名の国会議員が出席し、高い関心を持って臨んでくれました。

↑前方(写真左手)に向かってコの字に配した席 手前側が省庁席 正面と右側が議員席

↑主催者を代表してJAVAから動物実験の実態と消費者運動について発表

動物実験の映像にショック
動物保護団体を代表してJAVAから「化粧品の動物実験を巡る消費者運動とEUの動向」と題した発表を行いました。冒頭スクリーンに、ノミ取りスプレーの液体に全身を浸され泣きながら体を痙攣させている子猫や口紅のかけらを眼に入れられたウサギの姿が映し出されると、目を伏せたりショックで固まってしまった議員の姿も。「百聞は一見にしかず」私たちが動物実験の廃止を求める理由はこれで伝わったと思います。

企業の取り組み ― ラッシュと資生堂
企業の取り組みとして、まずラッシュジャパンからの発表。その取り組みはすでに皆さんご存じのとおりですが「ラッシュに入るお金は1円たりとも動物実験に関わらせない!」とのコメントに改めて心強さを感じた方も多かったと思います。一方、動物実験廃止に向けて取り組んでいる資生堂にも登壇をお願いしましたが断られてしまったため、JAVAが代わって同社の取り組みについて発表しました。
後半は厚労省、JaCVAM、経産省、環境省から現状説明を受け、最後に議員と主催団体から省庁への質疑が行われました。

EUの化粧品指令と日本からの輸出の関係
「EUが動物実験した化粧品の輸入販売を禁止」によって日本企業も動物実験をやめざるを得なくなるのではないかと考えた人も多いと思いますが、日本のメーカーはEU向けに動物実験の必要のない原材料で処方した化粧品を輸出することで事なきを得ていることが経産省から明らかにされました。
EUで、域内での動物実験禁止(Testing Ban)だけでなく、域外で動物実験した化粧品の販売禁止(Marketing Ban)がされることになったのは、「動物実験している企業の商品は買いたくない」というEUの消費者の声があったからにほかなりません。
かたや日本で動物実験を続けながらEUには別の原料で処方した化粧品売り続ける日本の大手化粧品メーカー。いくら「法令違反はしていない」とはいえ、消費者の思いを無視したやり方は許されません。

化粧品業界の動物実験は野放し状態
環境省からは「『動物愛護管理のあり方検討小委員会』での議論では『動物実験は規制すべき』という意見と『すでに業界等が自主管理しているので規制の必要はない』という意見とに分かれた」との説明がありました。
ところが経産省に聞くと「日本化粧品工業連合会は会員企業個別の動物実験については把握していない」。どの化粧品メーカーが動物実験施設を持ち、それがどこに所在し、何匹の動物を飼養しているかを、国も業界もまったく把握していないことが明らかになりました。
ところで「動物実験に関する情報は企業秘密のため明らかにできない」という業界側の主張を聞くことがあると思いますが、たとえば開発中の新製品に関する情報が、動物実験施設と飼養頭数という情報でつまびらかになるわけではありません。このような当を得ない理由をあげてでも動物実験に関する情報を隠したがるのは、巨額のお金を投じて作り上げた美のイメージを、動物実験の残酷さに塗り替えられては困るからです。また「インターネットに流れているような残酷な実験はしていない」という主張もありますが、残酷な実験をしていないという保証はどこにもありません。

代替法開発は行政主導で省庁横断的取り組みを
代替法開発が行政主導で行われる欧米とは異なり、日本では日本動物実験代替法学会の主導で行われ、化粧品メーカー等会員企業等の手弁当に頼ってきました。開発した試験法が公的な試験法になる(公定化)までの道筋も不明瞭で、このままでは代替法開発に携わる研究者のモチベーションが低下してしまうとの懸念があることをJAVAから指摘しました。また、JaCVAMの予算拡充と人材確保が急務であり、代替法は厚労省だけの問題ではなく、複数の関係省庁で横断的に取り組む必要があるという問題意識も共有されました。

JAVAは、化粧品の動物実験は企業努力で廃止できると考え、企業による自主的な廃止を求めてきました。それをいま資生堂が実現しつつありますが、いまのところそれに続く企業は現れていません。
消費者の声ももちろん必要ですが、国が「動物実験から代替法へ」とシフトチェンジすることが、業界全体が廃止へと動く後押しになると考えています。
今後、化粧品の動物実験について国会の場でも積極的に取り上げてもらえるように活動を続けていきます。

企画・主催
NPOアニマルライツセンター(ARC)/ストップ・アニマルテスト!キャンペーン/ヘルプアニマルズ/あしたへの選択 Choices for Tomorrow/さよなら、じっけんしつ/JAVA

当日プログラム
1.開会あいさつ 司会(NPO法人アニマルライツセンター代表理事 岡田千尋)
1.国会議員からごあいさつ
1.「化粧品の動物実験を巡る消費者運動とEUの動向」
  NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)理事 亀倉弘美
1.「化粧品の動物実験反対の取り組み」
  株式会社ラッシュジャパン チャリティ・キャンペーン担当 秋山映美
1.「資生堂の動物実験廃止に向けた取り組み」
  NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)理事 亀倉弘美
1.化粧品及び医薬部外品に動物実験を義務付けているケース、義務付けている
  動物実験の内容等について
  厚生労働省医薬食品局審査管理課
1.化粧品業界の動物実験を巡る状況、EUの化粧品指令に対する業界の対応状況等
  経済産業省製造産業局生物化学産業課
1.動物実験代替法の概要、代替法の開発状況等
  日本動物実験代替法評価センター(JaCVAM)新規試験法評価室長 小島 肇
1.動物愛護管理のあり方検討小委員会における動物実験及び動物実験代替に関す
  る議論について
  環境省自然環境局総務課
1.質疑応答(議員および登壇者)
1.閉会あいさつ 司会

参加議員一覧(敬称略、順不同)
○民主党・衆議院議員
福田衣里子、生方幸夫、田島一成、川越孝洋、相原史乃、浜本宏、高井崇志、網屋信介
○民主党・参議院議員
山根隆治、谷博之、岡崎トミ子、安井美沙子、牧山ひろえ
○自民党・参議院議員
三原じゅん子
○新党日本・衆議院議員
田中康夫
○みんなの党・参議院議員
川田龍平
○新党きづな・衆議院議員
小林正枝

代理出席一覧(敬称略、順不同 ※議員本人ではなく秘書の出席)
○民主党・衆議院議員
岡本英子、大谷信盛、小川淳也、小原舞、柚木道義、佐藤ゆうこ、井戸まさえ、工藤仁美、首藤信彦、三日月大造、岡本充功
○民主党・参議院議員
姫井由美子
○自民党・衆議院議員
小池百合子、野田聖子、松波ケンタ、岩屋毅
○公明党・衆議院議員
高木美千代
○社民党・参議院議員
福島みずほ







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