JAVAコスメガイド
知ってください
あなたにできること
資生堂キャンペーン

このサイトはリンクフリーです。
バナーをご自由に使用ください。

JAVAの活動
大手メーカーへの働きかけ
2013年08月23日 更新
大手化粧品メーカー19社からの回答を掲載

2013年3月11日に、化粧品の動物実験の完全禁止を実現したEUを筆頭に、日本でも資生堂が4月から動物実験を廃止、3月8日にはマンダムが今後も動物実験を行わないとの方針を発表…動物実験廃止に向けて大きく動き出している国内外の現状を、他の国内の大手各社はどのように受け止めているのでしょうか?2010年秋に行った公開質問に続いて、今回は化粧品業界で売上ランキング上位19社を対象に、公開質問状を送りました。そのほとんどが「弊社の動物愛護精神を誤解されるため」としてJAVA所定の書式にのっとらず、独自の回答をしてきましたが、逆に、あたかも動物実験をやめたかのような誤解を招く回答が多かったため、今回は電話による確認調査も行いました。

2013年3月29日付、JAVAが送付した公開質問状

大手各社の回答

※ JAVAが「動物実験していないメーカー」とみなすのは、「化粧品アンケート」の所定の書式に、基準を満たす回答があった場合のみです。今回の公開質問状はその書式とは異なりますので、あくまで各社の現状を把握する材料としてご覧ください。

とは、中国に市場展開していることを指します。(中国事情についてはこちらをご参照ください)

アルビオン

アルビオン自体は動物実験していない!
評価は同族企業のコーセー次第?

2013年4月8日付、アルビオンの回答
 
※「動物実験の廃止」について不明点を問い合わせ、回答を得ました
 2013年6月10日付、アルビオンの再回答

「化粧品(医薬部外品含む)に対する動物試験は実施していない」「原料段階においても動物実験を行っていない」と回答したアルビオン。当初「ほとんどの商品については」と記載していたため、「一部の商品には動物実験しているのか?」と問い合わせたところ「過去に遡るとやむを得ず動物実験を行っていた製品が現在も流通しているため」そのように記載したとのこと。確かに、どんな成分も動物実験を経て市場に出てきたわけですが、大事なのは「今後動物実験しない」という前を向いた決断です。2008年に当会が実施した化粧品アンケートに対しては「やむを得ず動物実験を行うことがある」と回答していたアルビオンが、今は動物実験を行っていないと答えているのは、大きな前進です!動物実験を行わない方針を今後も貫くよう求めましょう。また、同族企業のコーセーはまだ全廃に踏み切っていません。コーセーにも「廃止して!」と声を届けましょう!

【概要】コーセーの創業者が1956年に設立した高級化粧品ブランド。社名の「アルビオン」のほか、「エレガンス」「イグニス」「ソニア・リキエル」「アナスイ」「ポール&ジョー」「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ」など海外の化粧品ブランドを国内で製造販売。

【URL】http://www.albion.co.jp/
【電話】0120-114-225 他


花王

国内シェア第2位はタチの悪い対応
巧妙な回答で消費者を欺き(あざむき)実験を続行

2013年4月8日付、花王の回答

業界第1位(資生堂)の動物実験廃止決定を受けて、もっとも影響を受けていなければならないはずの第2位花王の回答は、資生堂の廃止決定のプレスリリースを模倣した、いかにも廃止したかのような内容。しかし「医薬部外品」や「洗剤」について含まれているのかどうか不明。「原料」が含まれているのかどうかも不明。また、動物実験をする場合として「社会からの要請」という抽象的な表現を使い、あたかも消費者サイドがそれを求めているかのような責任転嫁を行っています。さらにこれらの点について電話とメールで問い合わせると「個別の質問については回答しない」とのこと。「(所定の書式で回答しなかったのは)誤解のないようお伝えさせていただくため」とはつまり、巧妙な言葉で消費者を欺き、動物実験していないと信じ込ませるためとみなさざるを得ません。

【概要】日用品では国内首位、化粧品では「ソフィーナ」を中心にブランド展開。2006年に100%子会社化したカネボウ化粧品を含めると、国内では資生堂についで2位を占める。化粧品・日用品以外にヘルシアなど健康食品、界面活性剤・ポリマー・香料などの工業用製品も展開。

【URL】http://www.kao.co.jp/
【電話】0120-165-692 他


カネボウ化粧品

花王傘下の化粧品会社
曖昧な回答で誤魔化し、再度の問い合わせには「答えない」

2013年4月10日付、カネボウ化粧品の回答

花王同様「誤解のないようお伝えさせていただくため」とJAVAの書式を無視した回答を送ってきたカネボウ。回答が不明瞭な点について別途問い合わせると、案の定「個別の質問については回答ご容赦」と花王と同じ悪質な対応。「製品の安全性確認に際し、各国行政当局から法的に求められる場合を除いて、既に動物実験は実施しておりません」の「製品」には「化粧品」のほか「医薬部外品」「洗剤等」が含まれるの?「製品」には「原料」は含まれるの?さらにOEM(※他社ブランドの製品の製造を請け負うこと。受託製造)ではどうなの?という点について回答できないカネボウは、これらの部分で動物実験していると判断せざるを得ません。

【概要】2004年巨額の粉飾決算が明らかになったのち、化粧品事業が花王に引き継がれ2006年から同社の100%子会社となる。現在では「コフレドール」や「ブランシール」(一部医薬部外品)などのブランドを展開。OEM生産も受注している。

【URL】http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/
【電話】0120-518-520

【参考】カネボウ化粧品回収「事故原因の調査究明に動物実験しないで」特別委員会に要望



クラシエホームプロダクツ

元カネボウ、現ホーユーの子会社
医薬部外品の動物実験はやめる気なし

2013年4月10日付、クラシエホームプロダクツの回答

化粧品(完成品、原料)のためには動物実験していないが、医薬部外品のためには動物実験を行っているとのこと。また、中国への輸出時に動物実験を行っているとの回答でした。医薬部外品と海外販売品における動物実験の実施については、クラシエホームプロダクツだけではありませんが、まずは国内での動物実験を廃止するよう、声を届けてください!
※親会社のホーユーの動物実験方針については別枠をご覧ください。

【概要】2004年、粉飾決算による債務超過で会社再建となったカネボウ株式会社の事業のうち日用品、医薬品、食品の3事業を取り扱う会社として「クラシエ」が設立(メイクアップ化粧品などの化粧品事業は「カネボウ化粧品」へ)。2009年からホーユーの完全子会社化。クラシエホームプロダクツはヘアケア、ボディケア、スキンケア商品などの日用品を取り扱う。

【URL】 http://www.kracie.co.jp/
【電話】03-5446-3210

コーセー

2012年4月から自社の動物実験を廃止
「全ての動物試験の廃止を望む」がリップサービスにならないよう働きかけを!

2013年4月4日付、コーセーの回答

前回(2010年秋)の公開質問の際、「近い将来には動物試験を廃止したい」と回答していたコーセー。今回の回答では「2012年4月から自社の動物実験を行っていない」と進展がありました!ところが残念なことに、回答の文言が曖昧であったことと(医薬部外品や原料に対する対応が不明)、それについての問い合わせに対して「具体的・個別業務に関わる内容」として回答を拒否してきたという不誠実な対応は見過ごせません。「動物愛護の観点からも、全ての動物試験を廃止することができる日が一日も早く来ることを強く望んでおり、今後も積極的に取り組んでまいる所存」という言葉が、ただのリップサービスに終わらせないよう、一刻も早い動物実験廃止の実現を求めてください!

【概要】韓国や中国などアジア市場への参入が早かったコーセー。現在はアラブなど中東地域にも進出。同族企業にアルビオン。コーセーの名前を冠しない“覆面ブランド”に「ジル・スチュアート」「アウェイク」「リンメル」「ポール・スチュアート」など。

【URL】http://www.kose.co.jp/
【電話】0120-526-311 他


再春館製薬所

「2003年10月以降の販売分から動物実験していない」
でもシワ予防のため動物実験

2013年4月19日付、再春館製薬所の回答
 
※「動物実験の廃止」について不明点を問い合わせ、回答を得ました
 2013年6月5日付、JAVAが送付した2回目の質問状
 2013年6月13日付、再春館製薬所の再回答

JAVAが過去に行ってきたJAVAコスメガイド作成のための「化粧品アンケート」の、直近の2回(2008年、2004年)のいずれも「回答なし」だった再春館製薬所。同社の公式ウェブサイトでは「動物実験はしていますか?」という問いに対して「私どもが取り扱っている化粧品において、動物実験は行っていません。 今後も行わない方針です。 再春館製薬所では、お客様に安心して使っていただくために、培養した細胞を使って安全性を確認する実験方法などを導入し、原料・製品の安全性や効果を確認しております」と表明していますが、JAVAの調査に対して回答があったのは初めてです。ただし、慶応大学熊本大学とのヒトタンパク質(HSP)の共同研究でマウスを使っていることがウェブ上でも明らかです。同社は「医学研究のため」としていますが、これらの動物実験は同社の商品開発につながっています。

【概要】「ドモホルンリンクル」の通信販売で中高年層を中心に顧客を持つ。
【URL】http://www.saishunkan.co.jp/
【電話】096-289-444


サンスター

2003年には自社の動物実験施設を閉鎖
事実上ゼロならそれを貫いて!

2013年4月9日付、サンスターの回答
 
※「動物実験の廃止」について不明点を問い合わせ、回答を得ました
 2013年6月28日付、サンスターの再回答

「薬事規制上、動物実験のデータを求められる場合(略)必要最小限の実験を実施する可能性があると考えている」との回答は、いわば業界の定型回答です。しかし「可能性があると考えている」ということは、今の段階では動物実験を行っていないということなのか?この点について確認すると、「本日現在実施中のものはございません」との返答でした。しかし、「本日中現在」とある以上、今後の実施の可能性を拭いきれないなど、楽観はできません。サンスターには「今後、動物実験を行いません」と宣言し、「動物実験を廃止したメーカー」への仲間入りを果たすよう、皆さんからも意見を届けてください!

【概要】日本で初めてチューブ入りの練歯ミガキを発売したというオーラルケア業界最大手のサンスター。ヘアケア・スキンケアのほか接着剤やシーリング材などの産業用資材も製造販売している。

【URL】http://jp.sunstar.com/
【電話】0120-008-241


日本メナード化粧品

実は2009年3月から動物実験廃止!
ウェブサイトでも明らかにして!

2013年4月5日付、日本メナード化粧品の回答
 
※「動物実験の廃止」について不明点を問い合わせ、回答を得ました
 2013年5月13日付、日本メナード化粧品の再回答

2010年秋の公開質問に対しては「動物実験を全廃するには至っていないのが現状」と紋切り型の回答をしていたメナード。ところが今回の回答では「2009年3月から廃止した」。2つの回答に相違があるとして問い合わせたところ、「2010年11月の時点で、動物実験を廃止したとは社外に公表することができなかったため、そのように回答をしていた」との返答がありました。廃止していたらなぜそれを言えないのか、そのあたりの企業の事情には首をかしげたくなりますが、いずれにしてもここにきて全廃を公表したことは評価に値します!ウェブサイトでもその旨きちんと公表するよう働きかけてください。

【概要】本社を名古屋に置くメナードは、「メナードレディ」による訪問販売、販売代行の「メナードフェイシャルサロン」の展開を主な販売形態としている。グループ会社にヘアカラーのダリヤ。

【URL】http://corp.menard.co.jp/
【電話】0120-164-601


日本ロレアル

世界第一位企業は「法規制」「代替法がない」を抜け道に動物実験を継続

2013年4月22日付、日本ロレアルの回答

世界最大手として、いち早く代替法開発に取り組み、三次元再構成ヒト組織モデル(いわゆる人工皮膚)Episkin®を世に送り出したロレアル。しかしEU本拠の企業なのにEUで完全禁止になった今も動物実験していないメーカーとして認められていないのはなぜか?それは、EU以外の地域で動物実験を行い、それで開発されたものをEUでは販売していないからです。「一部の国において化粧品の安全性保証に動物実験が法規上義務付けられている場合(略)改めて安全性を証明する必要が生じ、必要な実験が義務付けられた場合など、代替法が存在しない場合」に動物実験を行うとのこと。日本で動物実験を行っているかどうか問い合わせましたが、回答はありません。ただ、ロレアルが動物実験を行っているのは確か。すぐさま動物実験をやめるよう声を届けてください。

【概要】世界最大手ロレアルの日本法人。50年前にロレアル社と現コーセーによる日仏合弁事業として「ロレコス」が設立、1996年に「日本ロレアル」に改組。ロレアル社のブランドには「シュウウエムラ」「ランコム」「ヘレナルビンスタイン」「キール」「イヴ・サンローラン」「メイベリン」など。なお、2006年にロレアルがザ・ボディショップを買収し子会社化したが、日本ではザ・ボディショップはイオングループのもとにあり、日本ロレアルとの関係はない。

【URL】http://www.nihon-loreal.co.jp
【電話】03-6911-8100


ノエビア

「動物実験は行わないこととしている」!
ウェブサイトでもしっかり公表して!

2013年4月8日付、ノエビアの回答
 
※「動物実験の廃止」について不明点を問い合わせ、回答を得ました
 2013年5月10日付、ノエビアの再回答

メナード同様、2010年秋の公開質問に対しては「動物試験のデータが不可欠な場合がある」との“業界的模範解答”をしていたノエビア。しかし今回の回答では「化粧品および医薬部外品、台所用洗剤の安全性・有効性に関わる試験において、培養細胞などの動物実験代替試験法を用い、動物実験は行わないこととしております」と明言しました!しかし同社のウェブサイト等では動物実験の廃止について一切触れられていません。胸を張って「動物実験は廃止した」と公表するよう促してください。

【概要】デパートなどに化粧品カウンターを置かず、通信販売、訪問販売、直営店および販売代理店を中心に展開。南天のど飴で有名な常盤薬品工業はグループ会社。‎

【URL】http://www.noevir.co.jp/
【電話】0120-401-001


ピアスグループ

なんと、「回答拒否」

回答期限を過ぎても回答がなかったため、電話で問い合わせると「会社の方針で『今回は回答しない』ということになった」(経営企画部)。口頭で「動物実験はしているのか?」と聞くと「それも答えない」。動物実験を行っていることが疑わしいだけでなく、消費者をないがしろにする悪質企業です。

【概要】「カバーマーク」「オリリー」「アクセーヌ」「イミュ」「ケサランパサラン」などのブランドを展開するグループ会社。最近ではセブンイレブンと共同で商品開発(パラドゥ)も行っている。‎

【URL】http://www.pias.co.jp/
【電話】06-6376-5656


P&Gジャパン

「新製品はあきらめない」
動物実験続行に強気な姿勢

2013年4月10日付、P&Gジャパンの回答
 
※「動物実験の廃止」について不明点を問い合わせ、回答を得ました
 2013年6月28日付、P&Gジャパンの再回答

日用品世界最大手のP&Gの動物実験方針はというと…「動物を用いた試験を可能な限り廃止し、代替法に置き換えていくことを企業方針として明確に定めている」動物実験を行っている企業のお決まりの文言です。しかし、EUが化粧品のための動物実験を全面的に禁止した今もなお、代替法が確立されていない現状では、(動物実験が要求される)新製品の開発を中断することこそが動物実験を回避できる唯一の道なのです。その点について電話で尋ねると「新製品開発はあきらめない」と強気なスタンス。つまり、代替法を確立させるまで新製品開発を中断するという倫理面より、利益を優先して動物実験を続けるという、P&Gの本心があらわになりました。

【概要】アメリカ・オハイオに本拠を置き世界180か国以上で事業を展開する世界最大の一般消費財メーカー。アリエール、ファブリーズ、ジョイ、ウィスパー、パンパースなど日用品のほか、化粧品のマックスファクター、ポテトチップス「プリングルズ」、ペットフード「アイムス」「ユカヌバ」など。PETAの潜入調査によってアイムスでの動物実験の動画が公開され世界的な抗議運動が巻き起こったのは記憶に新しい。

【URL】http://jp.pg.com/
【電話】0120-021-327 他


ファンケル

「すでに廃止」と言いながら化粧品基準改正のために動物実験
責任は原料メーカーに転嫁

2013年4月8日付、ファンケルの回答
 
※「動物実験の廃止」について不明点を問い合わせ、回答を得ました
 2013年5月22日付、JAVAが送付した2回目の質問状
 2013年5月29日付、ファンケルの再回答

JAVAが1996年当時出していた「動物実験していない化粧品メーカーリスト」、「JAVAコスメガイド」Vol.1~2で「動物実験していないメーカー」として紹介していたこともあったファンケル。2008年に行った化粧品アンケートには無回答。今回の回答は「当社では従来より化粧品に関する動物実験は行っておりません」というものでしたが、2006年当時の厚生労働省薬事・食品衛生審議会化粧品・医薬部外品部会の議事録をみると、医薬品成分を化粧品に使用できるよう化粧品基準の改正要請(動物実験が義務付けられている)をしていることが掲載されています。これについて問い合わせると、「メーカーにて取得された実験データをもとに当社が申請のみを行った事案」との回答。自社の名前で申請しておきながら、動物実験の責任は原料メーカーに転嫁、という信じがたい回答に、ファンケルの悪質さがよく表れています。

【概要】無添加化粧品の草分け的存在。グループに「アテニア」。健康食品も手掛ける。消費者に対してはサプリメントや食品に対して動物実験を行っていることを明らかにしている。

【URL】http://www.fancl.jp/
【電話】0120-153-222


富士フイルムヘルスケアラボラトリー

言葉巧みに「化粧品では廃止」(=部外品では続行)
マスコミにも虚偽回答をする悪質企業

2013年4月10日付、富士フイルムヘルスケアラボラトリーの回答
 
「化粧品製品を用いた動物実験は既に廃止しております」と始まる回答書。電話で確認すると、「医薬部外品は含んでおりません」。元々の質問状では「化粧品・医薬部外品・洗剤等家庭用品を対象にしている」と説明しているにもかかわらず、それを無視してこのような回答を平然と送りつけてくる富士フイルム。4月8日号の週刊AERAの記事『動物実験やめた資生堂が投じた一石』では記者の取材に対して「既に2008年以降廃止している」と答え、記事にはそのように掲載されていますが、マスコミにも平気で嘘をつく悪質企業に抗議の声を届けてください!

【概要】2007年、フイルム事業から化粧品分野に参入。フイルム開発の技術を応用したナノテクノロジー化粧品を主力とする。

【URL】http://www.ffhc.jp/
【電話】0120-686-225


ホーユー

ヘアカラー最大手
代替法が確立されるまで動物実験はやめない

2013年4月9日付、ホーユーの回答

JAVAコスメガイド作成のために行っている「化粧品アンケート」に対しては回答なしだったホーユー。今回の調査に対して回答はあったものの「現時点では全ての試験法において信頼性の高い動物実験代替法が確立されているわけではない。そのため、動物実験を完全に廃止できる状況には至っていないのが実情」という、いわゆる業界の定型回答。美容院の選択に悩まれる方も多いと思いますが、サロン向けの商品も多いホーユーには、動物実験していないヘアカラーメーカーになってもらいたいとの思いをどんどん伝えていってください。

【概要】医薬部外品にあたるヘアカラーを主力商品とする。「ビゲン」「シエロ」「ビューティーラボ」「ビューティーン」など一般消費者向けのほか、プロフェッショナル(サロン)向けにも数々のブランドを展開。2009年、クラシエを完全子会社化。

【URL】http://www.hoyu.co.jp/
【電話】052-935-9941


ポーラ

「どうしても動物実験を回避できない場合がある」
EUでの禁止後、その弁解に説得力なし

2013年4月9日付、ポーラの回答

近年、日用品を除く化粧品分野では3位のコーセーを抜いたポーラ。一昨年、動物実験していないオーガニックコスメブランド・ジュリークを買収して私たちの怒りを買ったばかりです。オルビスやTHREEなどナチュラルやオーガニックを売りにするブランドを並べ立て、消費者の問い合わせには「動物実験していない」と回答させているにもかかわらず、本家のポーラは動物実験をやめません。豪のジュリークのサイト上の「ブランドの所有権が変わってもジュリークの動物実験しないというポリシーは変わらない」との文章が悲しく響きますが、日本のジュリークのサイトには「動物実験」の文字はどこにも見当たりません。まずは親会社のポーラの不買を進め、動物実験廃止を決断させましょう。

【概要】オルビスとともにポーラ・オルビスホールディングスを形成。2011年にH2Oplus(米)ジュリーク(豪)を買収。他、オーガニックを謳うTHREEもグループブランド。

【URL】http://www.pola.co.jp
【電話】0120-117-111

【参考】ポーラのジュリーク買収にみる、理念ある企業つぶし


ユニリーバ・ジャパン

世界第3位のグローバル企業
日本ではしていないが中国での動物実験を認める

2013年4月9日付、ユニリーバ・ジャパンの回答

「動物を用いて我々の最終製品の実験をすることはありません」との文言。ユニリーバグループの定型の文言なのでしょうが、時代はすでに最終製品(finished products)に対して動物実験を行わないことは当然のこと、問題は原料で行っているかどうかなのです。「(原料に対する動物実験を)どうしても避けることができない場合には、実験動物の数を最小限とします」としていますが、一大多国籍企業による「最小限」の実験とはいったい何匹の動物を指しているのでしょうか。なお、「法規制によって求められている場合」という動物実験を行っているケースについて電話で尋ねると、日本ではなく中国を指しているとのことです。

【概要】オランダとイギリスに本拠を置く。食品、洗剤、トイレタリー等家庭用品を扱う一般消費財メーカーとしては、P&G、ネスレに続き世界第3位。ユニリーバ・ジャパンの事業は化粧品が9割。主なブランドに「Axe」「LUX」「Dove」「モッズ・ヘア」「ポンズ」「レセナ」「ヴァセリン」など。

【URL】http://www.unilever.co.jp/
【電話】0120-500-513 他


ライオン

自主的に動物実験?それとも義務付けられているから?
電話確認に「書面の回答以上のことは答えられない」

2013年4月10日付、ライオンの回答

動物実験を行うケースとして「人への安全性を十分に確認できない場合や代替法を用いることができない場合」と挙げていたライオン。その場合、動物実験を自社で自主的に行っているのか、法的に求められて行っているのかでも大きな違いです。この点について電話にて問い合わせると「文面通り」との杓子定規な回答。文面からは判断できないから確認のために電話をかけたのですが、「やっぱり書面に回答した以上のことは社として答えられない」との情けない返答しか返ってきませんでした。大手メーカーと言われる企業でも、消費者からの問い合わせにどれだけぞんざいな対応をしているかがよくわかる一例です。

【概要】いわゆる化粧品は取り扱っていないものの、オーラルケアを中心にトイレタリー製品、洗剤、機能性食品、薬品、殺虫剤などの化学品、工業用製品に至るまで幅広い分野を取り扱っている。

【URL】http://www.lion.co.jp
【電話】0120-556-913 他


ロート製薬

製薬メーカーだけに動物愛護に対する意識は希薄?
「美しさに動物の犠牲はいらない!」を伝えて

2013年4月10日付、ロート製薬の回答

「肌研(ハダラボ)」の好調な売れ行きで化粧品売上げ上位にランクインしたロート製薬。茶のしずく石けんの事件を盾に、化粧品・医薬部外品の動物実験を正当化。EUをはじめとした各国の禁止措置、国内の大企業の廃止決定などどこ吹く風といった残念な姿勢があらわになりました。この公開質問では医薬品は対象にしていないものの、化粧品・医薬部外品分野だけでも動物実験をやめようという意識はないのでしょうか。いままで「動物実験やめて」の声が少なかったのかもしれません。同社自慢の「お客さま安心サポートデスク」に、動物実験なしの研究開発を求めてください。

【概要】社名に「製薬」とあるが、医療用医薬品は取り扱わず、胃腸薬や目薬など一般用医薬品が主力。2011年からスキンケアシリーズ「Obaji(オバジ)」、2004年から「肌研(ハダラボ)」を展開。メンソレータム社を傘下に置く。

【URL】http://www.rohto.co.jp
【電話】03-5442-6020(東京)06-6758-1230(大阪)

← 大手メーカーへの働きかけへ戻る
← JAVAの活動TOPへ戻る

ページTOP




ページTOP